周辺の土地を調べましょう

不動産の調査について

一般の人が気にするには，ご本人が所有する自宅に関する土地，建物の登記。

たとえば売却を予定している場合・・

土地の面積は，登記簿どおりだろうか。

境界はどうなっているだろうか。

払い終わったローンなのに，担保が残ったまま。このままでいいのか。

不動産は調査することがいっぱいです。

最低限でも，次のことは，きちんとやりましょう。

１　自宅の登記簿（登記事項証明書）を取り寄せ，登記記録を確認する。

２　地図（役場や法務局に備えつけのもの）や図面（土地所在図，地籍測量図）で位　　置，境界を確認する。

また，周辺の土地も必ず，登記内容を調べることが大切です。

１　道路が私道となっている場合，その道路部分の持分を有している場合がある。

２　近隣所有者を確認すうことにより，不動産の所在や境界を，近隣所有者と確認することができる。

３　近隣所有者が買い取ってくれるケースがある。

上記の調査は，土地の調査の基本的なことですが，周辺土地の調査までは面倒でしない方が多いのではないかと思います。

法務局の地図が間違っていたり，所在が全然違う場所だったりすることもありますので，要注意です。

司法書士　かしむら