おひとりさまと保険契約
私がお会いするおひとりさまは、様々な世代の方ですが、長年お勤めされていた方、現在収入の安定されている方も多くおられます。
そういった方々は、将来考えられることを、しっかり想定し、手続をされています。その手続きのなかに、保険契約があり、所得補償を担保するような高額の保険に加入されているケースも多いのです。
では、実際は、有効に活用されているのでしょうか。
いやいや、そのままでは、契約しただけでは・・・・
だめなんですよ。
なぜか?
保険契約があっても
契約者が請求できる状態にないおひとりさま
どうでしょうか?
はい、「請求なくして給付なし」です。
請求できる状態にないとは色々ありますが、
物理的に無理、契約自体を覚えてない・・などなど。
様々な状況をカバーできる保険であっても、
「請求あってこそ」なんですよ。
そこで、提案です。
保険契約をする流れで、任意後見制度の利用をセットして、
「手続を代わりにしてもらえるしくみ」まで整えましょう。
保険料が無駄にならないように。
だって、一生懸命働いてきたお金で掛金かけてきたのですから、自分のもしもの時に確実に生かされるようにしましょう。
そして、一方で、やはり自由に使える「色つきでないお金」も大事です。
高齢になればなるほど、億劫になることも増えますよね。
日常生活を豊かなものにするために、今まで自分でできたことも、誰かにお願いしなくてはならないことも出てきます。
ですから自由に使える「お金」も大事です。
高齢になって大事になるのは
〇使い道自由なお金
〇気楽な人間関係
〇自分の意思を実行してくれるシステム(制度)
なのかもしれません。
是非、最後の自分の意思を実行してくれる制度を知り、
活用して頂きたいと思います。
任意後見制度について、ご相談ください。
行政書士 わたなべ