葬儀やお墓の問題
お墓は,ご先祖様,祖父母,父母等が生きた証であり,ご先祖様の魂が眠る場所,ご先祖様への思いを馳せる大切な場所です。
お墓は,作る場所が不足しているほど,その需要があるらしいのですが,一方で,その墓守がいないという問題があるようです。
お墓はだれが引き継ぐのでしょうか。
子供がいれば安心でしょうか。一人っ子だったら,どうでしょうか。
財産の問題は,その承継人がいないくても,財産管理契約,遺言等で,財産を第三者(弁護士,司法書士,行政書士等)に託すことができます。
しかし,葬儀やお墓は,どうすればいいのでしょうか。
お墓は,引き継ぎ手がいない場合は,永代供養墓に入るなど,いろんな考えがあるでしょう。
葬儀に関しては,生前に葬儀社に費用を支払っておいたりするケースもあるようです。また,法律専門家(弁護士,司法書士,行政書士等)と死後事務委任契約を結んで,託すこともできます。
いずれにせよ,ご自身が納得できる準備をすることが大切です。
〇余裕があるときから準備をすすめること。
〇お墓や法要などでわからないことがあれば,お寺等に相談し,法律,財産のこと は弁護士会・司法書士会などが行う無料相談会などを利用し,情報収集をするこ と。
司法書士 かしむら