「もしもノート」はなぜ売れる!? ブックレビュー
20歳から100歳までの危機管理
「もしもノート」はなぜ売れる!? 須濟美智子 著
「もしもノート」は,いわゆるエンディングノートのことです。
エンディングノートとは,
自身が死亡したときや、判断力・意思疎通能力の喪失を伴う病気にかかったときに希 望する内容を記すノート。
書かれる事柄は特に決まっているわけではなく任意であるが、主に
などがある。
遺言と異なり法的効力を有する性格の文書ではない。存命中や死後の家族の負担を 減らすことを目的としている。
(以上,ウィキペディアより)
これまでは,親と同居している世帯も多く,親の交友関係,親の病気のことなどを知る機会は多かったと思います。エンディングノートはあまり必要はない。
徳之島は,親との同居世帯は本土と比べて多いと思いますが,ご親族が身近にいない方も増えているのではないでしょうか。
普段の生活の中で,自分のこと,希望,親族への思いを改めて考える機会ってあまりないですよね。これには,やはり,
〇考える機会,きっかけを作ること
〇同じような 仲間 がいること が大切になります。
徳之島では,相続や遺言のことを知る機会,学べる機会は,ほぼ皆無だと思います。当事務所では,まだ企画段階ですが,来年から講師をお招きし,勉強会を開催したいと思っております。
司法書士 かしむら