岳
ここ数年、漫画を読みあさる年の暮れを過ごしております。
今回は、「岳」
18巻が最終巻ということで2019年読み納め大トリをこの本に決めました。
⼀⼈⼭に住み、ボランティア救助を⾏うフリークライマーが主⼈公です。
救急、救助、救命
私ゴトであれなんですが,寒がり,究極の冷え性,南国離島で⽣きているくらい・・・これ以上北で暮らせないと常々思っています.
仕事で10⽉以降⽻⽥に降りれば
ひーーーっ、と凍え
最近では、トランジット⿅児島空港でさえ,変わらぬ体感。
多分⼀⽣,私は登ることのない(まず登れない)極寒の雪⼭で、ギリギリこの世に留まった⼈と⼀瞬であの世へ消えた⼈のそばで
「よく頑張った」
「また⼭においで」
そう⾔う主⼈公のフリークライマー三歩を追いかける物語です
三歩が、⾃分のやりたいことと、期待されてることが違うことで迷う時
恩師が⾔います
「なあ、島崎・・・オレは死ぬぞ」
「オレだけじゃない、全ての⼈の最終到達点は死・・・。島崎、お前もだ」
「そこまでのルートはお前にしか決められん、そう思わんか」
主人公は自分のやりたいことを選択します。
終盤,冬⼭登山,究極のチャレンジに,幸運にもギリギリ助かったクライマー。
⾃分の⽣でさえ確実でない,でも,生きている可能性がある人の救助に向かおうとする
別のクライマーが苦⾔を呈し諭します
「⾃分の命を守ることは,⼈を⼀⼈助けることに値する」
今じゃない,命を無駄にしない、⽣きているから次がある
圧倒的にこちらが正解なんですけど,でも,救助に向かうのです。
今を⽣きているのは⾃分で、その生き方のルートを決めるのも⾃分。
⽣きていくための道は、死までの道
どのように⽣きていくかは、どのように死にたいかを今その瞬間,必死に考え決めること
今年の⼲⽀はねずみさん
私、年⼥
烏滸がましいですが,離島で必死に⽣きています。
必死で⾃分で考えて、決めて⽣きてきたつもりでしたが,出会った⼈と、運、この⼆つが無くては私の今はありません。
今この手の中にあるものを最⼤限、そう,フル活⽤し,沢⼭の幸せのタネを
この離島・徳之島で育てたいと思います。
社労士・行政書士 かしむら