経営理念~行動指針の必要性
こんにちは。
今日は,経営理念についてです。
会社は,多くの人が関わって運営しています。
リーダーは社長ですが,すべての事を社長自身が
判断しているわけではありません。
パートやアルバイトの方も日々考え,決断し,行動に移しています。
しかし,社長も従業員もみんな忙しい・・・。
その決断や行動のひとつひとつが妥当だったのか,
精査することなんてできません。
私たちの日々の生活でも同じです。
何を捨て,何を取得するのか,選択の連続。。
では,その判断基準となるものはなにか。
個人であれば,財布と相談しながら,
信条なり,好みで判断しているのですが,
ふと後になって,無駄だった物を購入してしまった!
というのもよくあることです。
そこで,極端ですが「生死にかかわらないものは,要らない,気にしない」という
判断基準を作ったとしましょう。
そうすると,ほとんどのことが簡単に判断できます。
無駄な買い物は減り,かなりシンプルな生活が送れます。
お金を使うことは減りますし,人間関係に悩まなくて済みます。
会社の運営もしかりです。
”会社の経営理念は,選択の判断基準となるものを!”
選択の判断基準となるためには,
抽象すぎてはならず,また細かなマニュアルになっても役に立ちません。
会社の行動指針となるべき事項を,5~6項目で作成してみましょう。
そうすると,現在の会社に足りないこと,出来ていないことが明確になってきます。
◎現在の会社の方針がズレている・・
◎日々の事務に無駄がある・・
◎本当は大事なことを後回しにしている・・
なので,会社の創業日などに,
行動指針となるべき経営理念を考えてみる
ことをおすすめします。
司法書士 かしむら